

ハイクオリティでスタイリッシュなデザイン、プロダクトの発信で注目を集める北欧・スウェーデン。そんなスウェーデンが生んだスポーツウェアブランドRöhnisch(ローニッシュ)。
このブランドの創設者ヘルムート・ローニッシュは1914年ドイツに生まれ、のちにスウェーデンに帰化。器械体操の選手として活躍する一方、45年に本ブランドの前身となる体操用器具のビジネスを立ち上げる。
13ヶ国語をマスターし、88年のソウルオリンピックまで世界大会や五輪でオフィシャル審判や通訳を勤める。また国際体操連盟の名誉会長でもある。
60年代のジム経営や70年代のエアロビクスブームに乗り、成功。ブームの終焉とともに同社の生き残りを賭け、90年代前半に新素材、マイクロファイバーの開発に成功(マイクロファイバーをスポーツウェアに取り入れた最初の企業でもある)。94年にスポーツ専用アンダーウェアメーカー、Profog社を買収。98年、メイプルスイムウェア事業を買収。01年レディーススポーツシューズの展開を開始(日本ではこのたび2009春夏モデルからのスタート)。04年からはヨガラインをスタートさせるなど、女性を意識したラインナップが好評を博し、世界20ヶ国で展開している。
| 1914年 | 創始者、Hallmut Röhnisch(ヘルムート・ローニッシュ)、ドイツで生まれる。器械体操の技能の類稀な才能をもち、評判となる。 |
|---|---|
| 1932年 | 新天地スウェーデンでドイツ移民であると同時に、スウェーデン人となったヘルムートは、更に精力的に器械体操に専念する。自身の信念と徹底したヒューマニズムを貫き通した生き方は、以後の会社経営に反映されている。 |
| 1945年 | ヘルムートは第一回Swedish Gymnastic Championshipで優勝。この頃、今の会社の前身となる体操用器具のビジネスを開始。 |
| 1950年代 | 事業が軌道に乗り、ヘルムートは新しい器械体操器具を取り入れ、外国製品を取り扱う為に代理店を吸収。 |
| 1960年代 | 完全装備のスポーツ施設やアスレチックセンターを買収。これに並行して、器械体操ウェアのメールオーダーセールスを開始。器械体操に向けられたヘルムートの情熱により事業が営まれ、彼の事業戦略は主に、用具を手頃な価格で必要とする体操選手・体操教師へのオファーであった。 |
| 1970年代半ば | 息子であるClaes Röhnischが事業に参入。 |
| 1980年代前半 | Claesはスポーツウェアの発展性を認識。エアロビクスの劇的ブームが到来。スポーツウェアのセールスが上昇。しかし市場にはリーボック、ナイキやアディダス等の大手競合が存在。ピークが過ぎ去り、Röhnischは生き残りに苦戦を強いられる時期に入る。 |
| 1990年代前半 | Claesは新素材を開発---マイクロファイバーである。この素材は、綿よりも更に効果的に身体から水分を通過させ、汗や湿気を残さない優れた素材である。マイクロファイバーに専念して、開発に取り組む事を取り決め、器械体操器具の取り扱いから一旦撤退。Röhnischはマイクロファイバーによりスポーツウェアの製造に取り組んだ、最初の会社である。 |
| 1994年 | スポーツ専用アンダーウェアのメーカーであるProfog社を買収。売上げは順調に推移した。 |
| 1998年 | メイプルスイムウェア事業を買収。 |
| 2001年 | レディースのスポーツシューズの展開をスタート。同社の主要消費者が女性である事が徐々に明らかになる。 |
| 2002年 | “Womens only”をロゴタイプにする。 |
| 2004年 | ヨガラインをスタート。 |